#5を配信しました
収録日:2021年11月7日午後
5回目の配信をしました。
【内容】
ニュースがどのような文脈でとらえられているかの定点観測をしたい/チームゼロはどういう文脈で語られてきた?/当事者性を持つと語れなくなる/都議会ヤジ問題の捉えられ方/男性不妊の話がなくなっていた/あたたかな無関心/昨日RTしたニュースについて/言ってもOKな文脈が続いてきた/どういうことなのかを丁寧に考えていきたい/男らしさ・武勇伝/想像がおよばない/話が通じない/男性は逃げられるが、一方で女性は逃げられない/非対称性さに気づくことができるか/男性の価値基準の指標にされてきた側面もある/男はいくつになってもという文脈/自分は当てはまらなかったと自覚した時の心の揺さぶり・傷つきにつながる/自覚したその先をどう歩いていけるか/そのまま武勇伝として捉えるのか、それともそのことをおかしいと捉えるのか、どちらの層が多い社会がいい?/骨が折れる/それぞれ家族の形をつくりあげている人がいて、その人の声や存在が見える社会であった方が私はいいと思う/「なぜ君は総理大臣になれないのか」/政治家のタイプ/話せる人が少しでも増えてほしい/幹の部分の空洞化が気になる/
【配信内で触れた関連するコンテンツ】
配信内で触れた内容について関連先のリンクをまとめておきます。
チームゼロがどのような文脈で語れてきたかについて思うことはラジオトークでも語っています。
都議会ヤジ問題については、当時のニュース報道を見つけました。
塩村都議(あの時は都議だったので)が一瞬笑うのですが、その笑ってしまうことも私はわかるような気がします。私にも笑ってきた過去がありますから。
あの時の質問内容で男性不妊について語っている部分がありました。そこだけメモっていたのでこちらにも記載しておきます。
不妊の原因は女性だけではなく男性にも原因があります。男性の協力を得る難しさから悩みが大きくなる女性たちのサポートも必要です。男性不妊に関する知識について男性を含めて若い世代に啓発する必要があると考えます。
この内容については取り上げられず、当時は犯人捜しの方がクローズアップされていました。。。
配信で紹介したニュースはこちらのTwitterで知りました。連ツイで一つ一つ丁寧に説明されています。
これは産婦人科医として見過ごせないのと、「セクハラ」や「気持ち悪い」の一言ですましてよい話ではなく、徳光さんを個人批判しておわりにしてよい話ではありません。
— 稲葉可奈子 (@kana_in_a_bar) November 6, 2021
「妊娠させる」という表現に違和感を抱かなかった人ももしかしたらいるかもしれません↓https://t.co/zjjSHlhA0i
私も思うことがあったのでTwitterでつぶやこうと思ったのですが、つぶやく怖さもあったのでTwitterではなくこのブログに記録として残しておきます。以下の内容については配信内でも語っています。
男はいくつになっても、という文脈が、男性を称賛する意味合いで語られてきた流れが続いてきての今なんだろうね。その事の違和感を一つ一つ説明していくのはとても大変で、でも必要なことでもあると思う。なぜならそのような文脈が語られていいものであるならば、男性側の価値基準の一つとして強化されてしまうから(というか強化されての今なんだろうけれど)。
そのことが強化される中において、もし自分がそれに当てはまらないと自覚するならばもしかしたら”知りたくない””考えたくない””なかったことにしたい”という思いにかられるかもしれない。私は、たとえ自分の予期しない状況を突きつけられたとしても、その事があった上で、自覚したその先をどう歩いていけるのかを一緒に考えていきたいと思っている。
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