卵子凍結について思うこと
※以下の文章は私が2014年3月に別のブログに書いた文章です。記録のためにこちらにも載せておきます。2014年当時も、2021年現在も私は同じことを思ってて、本当に大丈夫なのかな・・・と気になります。というか、私もいつまで言い続けているんだろうと、途方に暮れます。
ラジオトークでも話しているので、一番最後にリンクを貼っておきます。
↓ ↓ ↓ 以下2014年3月に書いた文章です ↓ ↓ ↓
2013年11月の記事なのですが気になったテーマでしたのでご紹介いたします↓
病気の治療により妊娠力が低下するからという理由で卵子を凍結する。これは私も理解できるのです。
私が心配なのは未婚の女性が卵子を凍結することです。
卵子老化の言葉が一人歩きした影響もあるのでしょうか?
「AneCan」にも「『卵子凍結』、本当のところ」という特集が載っているそうです。本屋に行ったのですが読めなかったので内容は把握していません。
誰でもそう簡単に決められることではありませんよね。身体の影響、金額的問題もからんできます。きっとメリット・デメリットをしっかりカウンセリングを受けて決断することなのでしょう。
もし私が何度も採卵して不妊治療が長期化している立場だったら、若いうちに卵子凍結していればと思ったかもしれません。
でも、この立場だったら?
私が独身時代に、20代のうちに卵子凍結していたら?
結果は意味がないということになりますよね。
未婚の人で、卵子凍結を考える人は、将来の自分のパートナーが男性不妊の可能性もあるということをわかっているのでしょうか?15人に1人は男性不妊だし、100人に1人は無精子症ですよ?
産婦人科医もカウンセリングの時に男性不妊のことを伝えてくれているのでしょうか?それを聞いた女性は、男性不妊もあることを現実として受け止めているのでしょうか?
卵子凍結→パートナーとの出会い→結婚→不妊治療開始ととんとん拍子に進む。
いざ、結婚相手の精液検査をして無精子だったら?
大丈夫でしょうか・・・・。その衝撃は大きいだろうなと。あの、卵子凍結の有無に関わらずこの衝撃は大きいですよ。身をもって経験したのでわかります。
自分のパートナーは大丈夫、そんな事ありえないなんて、何の保証もないと思います。男性自身も自分が男性不妊だなんて気づいていない可能性もあるんですから。
何度も言いますが、精子が少ない・精子がない・運動率が悪い・精子の形がおかしいは自覚症状がないです。自覚があるのは精液が出てるか出てないかです。
もちろん、未婚で年齢があがっていけばあせりもあるでしょう。”その時にできるだけのことをやった”という思いを残せるのかも大事だと思います。
私自身、2013年は”卵子がいくらあったって精子がなければどうにもならないんだよ!!!”という絶望感で生きていました。
そして実際に採卵して、結局残った卵子はすべて破棄となりました。
こんなこともあるんですよ。
卵子凍結をしてもパートナーがあらわれなければ無駄になってしまうことは想定していると思います。
私はぜひ、男性不妊もあるということも想定にいれておいていただきたいと思います。
その上で、卵子凍結をするかしないかの決断をしていただきたいと思います。
↓ ↓ ↓ ラジオトークでも語ってます ↓ ↓ ↓